京都 東山を散策しました。ｐａｒｔ１

昨日の日曜日、京都東山を散策しました。

JR山科駅→地下鉄蹴上駅→インクライン→南禅寺→哲学の道というコースで、約３時間ほど散策しました。今回はその前半部を紹介します

インクラインの上部です

インクラインは明治の時代の琵琶湖の水を京都に供給する疎水事業に伴い、高低差のある蹴上の舟だまり（上部）と南禅寺の舟だまり（下部）を結ぶ傾斜地に上下２本のレールを敷き艇架台により舟を運んだ施設です。

 

 

 

インクラインのレールです。 

２本のレールで下部の舟だまりまで舟を運んでいたそうで、昭和２３年まで実際に使用していたそうです。歴史を感じます。

 

 

 

 

インクラインのレール下部です

レールの下はこんな感じで、 赤煉瓦でできた明治時代の味のある構築物です。この頃の建築物はデザインが優れていますよね。

 

 

 

 

 

 

 

蹴上発電所の水圧鉄管です

すぐ近所には、日本初の水力発電所である蹴上発電所の水圧鉄管があります。明治２４年に運転を開始したそうです

 

 

 

 

発電所建屋です 

発電所の建屋の上部が見えています。この建物は二期工事の建物だそうです。

 

 

 

 

 

ということで、今回は主にインクラインの紹介でした。昭和２０年代まで、実際に舟で米や木材、その他資材をインクラインで運んでいたそうですが、目を閉じて想像してみると、当時の賑やかな海運事業が偲ばれる感慨深い史跡と感じました。

コメント 6

普段感じとっている京都のイメージとは　また違った雰囲気を
持ったところですね～
お散歩してみたい場所ですね♪

水力発電所と言えば・・・この間、黒部の太陽見ましたよー
あれを見てて思ったことは、、電気って作ったらどうするのかな～？
って・・・・富山は北陸電力だから、きっとあの電気は使ってないと
思うし・・・そーなるとどーやって関西まで運ぶのかな～？？って
どっかに貯めておけるのかと思ったら、ダメだとＨＰに書いてあった
ので、電線で運んでるんですよね？？電気って遠くまで運んでる間に
ちょっと減っちゃったりとかしないんだろうか？とか、色んな事が
気になって、気になってヾ(´▽｀;)ゝ
by よっちゃん (2009-03-31 09:04) 

京都にこんな所があるなんて知りませんでした。
ちょっと風は冷たいけど、散策するには
いい季節ですよね。
トンネルの所を見ても、ちょっと混んでそうですが、
京都は混んでるだろうなぁ。

by mahina (2009-03-31 09:59) 

このあたりは私もよく行きましたよ。
インクラインは何のインクを運ぶのかな？
なんて思ったりもしました・・・
私も今週末に京都に行く予定ですよ。
by masa (2009-03-31 17:33) 

よっちゃん　コメントありがとー

よっちゃんの質問にお答えしましょう！
そうです、電気は貯めることはできないので、使う分だけ同時に発電する必要があります。そして、黒部の電気は大阪まで送電線で運んでいるんです。
山の上に鉄塔が建っているあれです。で、送電線で運ぶ際、送電ロスというのがあって、数％減っちゃうんですよ。
で、なぜ、黒部が関電か？これは、今の９つの電力会社の体制となった際に、電気を送っている地域によって、発電所の帰属を決めるというルールがあって、黒部は関西電力になったのです。
勉強になったかな？
by y-hiro777 (2009-03-31 22:53) 

ｍａｈｉｎａさん　コメントありがとうございます

蹴上発電所は何度か行ったことがありましたが、インクラインは僕も初めて見たと思います。
写真を見ると混んでるようですが、たまたまで、そうでもなかったですよ。
でも、桜が咲き始めでそろそろ多くなりそうです。
by y-hiro777 (2009-03-31 22:55) 

ｍａｓａさん　コメントありがとうございます

ｍａｓａさんは何回か東山に来られているんですね。流石です。
インクラインで舟を運ぶって、なかなか想像できないですもんね。
今週末京都で、またまた、素敵な写真を期待しております。
by y-hiro777 (2009-03-31 22:57)