黒部の太陽 [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
今日ご紹介する本は黒部の太陽です。
この本は富山県にあるクロヨンすなわち黒部ダム、黒部川第四発電所の建設の要となる関電トンネルの建設を綴った物語です。
関電トンネルは現在は立山黒部アルペンルートの一部として観光ルートとなっておりますが、ダム建設時には、長野県の大町から黒部峡谷に建設資材、重機を運ぶ大動脈の役割でした。そして、そのトンネル建設の途上で水を含んだ脆い地質の大破砕帯にぶつかり建設自体が危ぶまれるかもしれないという困難を打ち破る人間の力の結集のドラマともいうべきものです。
←昨年10月に訪問した黒部ダム
黒部の太陽は石原裕次郎さんと三船敏郎さんが出演する映画にもなり、昭和43年に公開され、当時大ヒットしたのですが、「この映画は映画館の大スクリーンで観てほしい」との裕次郎さんの意向により、ビデオ・DVD化はされず、今では本当に限られた機会しか観ることができなくなってます。
ただ、今週末の3月21日、22日にフジテレビの開局50周年記念ドラマとして、香取慎吾さんをはじめとする豪華キャストでリメイクしTV放送されるそうです。皆さんも是非ごらんください
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