地図って面白い! 「飛び地」の発見 [北摂・吹田・千里丘]
この前、近所の地図をインターネットで見ていたところ・・・
おっ なんか市の境界線が変なところにあるのに気づきました。
上の地図で、左側は僕の住む吹田市、右側がお隣の茨木市になるんですが、吹田インターのあたり(地図の少し左上の部分 クリックして拡大してね)に市の境界線で囲まれた部分があります
それと、これは分かりづらいですが、真ん中より少し下あたり「千里丘上」という地名の下にも小さく市の境界線があります。この部分だけ大きくしたのが下の地図です。
少し左の「蔵垣内」という部分です。
つまり、市の境界線があるということは、この部分だけがお隣の茨木市の「飛び地」ということになります
わかりやすく、デフォルメすると下のような感じです。(って、ここまでやらんでも、わかるっちゅうねん)
どうして、このように「飛び地」ができたんでしょう?
どうも、吹田インターのところの「飛び地」は、昔、ここに八丁池という大きな池があり、池自体は水利権を持つ下流の地区に帰属する慣習の名残みたいです。
また、小さなもう一つの「蔵垣内」の「飛び地」は、実はここは墓地で、茨木にある「蔵垣内」という地区のお墓があるためみたいです。(地図の右の方に「蔵垣内」という地名が見えます。)
で、この日本全国の「飛び地」を調べているホームページがありましたので、興味のある方はご覧下さい。(→こちら)
もしかしたら、皆さんのご近所にも「飛び地」があるかもしれませんよ