冬こそ筋トレ! [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
雑誌のTarzanを本屋さんで見て買っちゃいました
タイトルが「筋トレバイブル」そしてサブタイトルが「なりたいカラダに、鍛え上げる!」です。
職場の安全衛生宣言でも「週2回はジムに通う」って設定し、なるべく頑張って行くようにはしていますが、なかなか忙しいと行けない時もあります。
でも、このバイブルではジムに行かなくても、そしてマシンがなくても十分鍛えることができるメニューが満載です
「寒い季節こそ、じっくり自宅でトレーニング!春には新しいカラダに生まれ変わる1冊です」
確かに、冬になると体を動かすのがおっくうになるし、12月、1月は忘年会、新年会で、ついつい飲み食いが・・・
夜遅くに締めのラーメンなんか行った日にゃー
っていうことで、誘惑の多い季節突入ですが、来年の春にはキレたカラダにするために頑張りたいと思います
現在のスペックは身長180cm、体重72.3kgですが、春には70キロジャストを目指しますっ
そして体重もさることながら、もっと肩・腕・背中・足の筋肉を付けて、来年のフットサル、レガッタの試合でリベンジしたいと思ってます。
で、本号で堀北真希ちゃんのインタビューが載ってるんですが、彼女すごくいいこと言ってるんです。
「筋トレも気合が必要。限界になってから、あと何回できるかが大事ですから。だから目標を持ってトレーニングしている人は偉いし、素敵だと思う。」
僕も、限界になると、気持ちがへにゃってなる時がありますが、あるおまじないで頑張るようにしています。
っていうことで、「私も頑張るっ!」っていう方は一緒に頑張りましょう
(画像をクリックしたら本号の立ち読みが少しできますよ)
アイルトン・セナ [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
昨日になりますが、会社帰りに「アイルトン・セナ」の映画を観に行きました。
アイルトン・セナは16年前に34歳の若さでレース中に急逝したF1ドライバーで、世界チャンピオンに3度もなった天才です。
この映画は彼のドキュメンタリーで、オンボードカメラといって、セナの目線でのレースの様子や、彼のプライベートでの様子が満載のセナファンにはたまらない映画です。
この映画でも紹介されてましたが、1990年の鈴鹿での日本GPは幸運にもメインスタンドのチケットが手に入り、生でF1を見ることが出来ました。
その爆音にこちらのテンションも上がりっぱなしで、ポールポジションを奪取したセナの予選での鬼気迫る走りにアドレナリンも出まくり
で、本線はスタートの第1コーナーでセナとプロストが接触して両者ともリタイアという最悪の結果にスタンド全体に悲鳴が上がったのを今でも鮮明に覚えています。(結局、鈴木亜久里が日本人初の表彰台に登り、レース後半はメッチャ盛り上がったんですけどね)
あのレースがもう20年前のことで、セナが亡くなってから16年も経つんやーって改めて感じさせられた月曜日の夜でした。
恋する日本語 [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
秋と言えば読書の秋
そして、誰もがセンチメンタルな気分になりますよね
で、柄にもなく、誰かさんもそんな気分になって、本屋さんで偶然手にした「恋する日本語」という本を購入しました。
この本は映画「おくりびと」のシナリオを書かれた小山薫堂さんが、約30もの普段あまり目にしない、でも、とても素敵な日本語をモチーフに胸がキュンとくる詩を綴られた本です。
で、あとがきにこうあります。
「日本語とは恋をするために生まれた言語なのだ」
モチーフとなった日本語を少しだけ紹介しますと。
【あえか】はかなげなさま。
【恋水】恋のために流す涙。
【滝枕】涙が枕にそそぐことを滝にたとえていう。
などなどです。
本を読んで、小山さんのような粋な日本語ではないのですが、日本語をモチーフに胸がキュンとなる詩を考えたりしたのでした。
こんな僕が考えるなんて、秋なんですねー
えっ!どんな詩かって?本当に幼稚で拙い詩なので、公開は恥ずかしいです(*^_^*)
ご冥福をお祈りします [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
レッドクリフ PARTⅡを観てきました! [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
先日、レッドクリフPART2を観てきました(PART1はこちら)
今回は、孫権-劉備連合軍が圧倒的な勢力を誇る曹操軍を撃破する赤壁の戦いの決着が描かれています。
その中で、3日間で10万本の矢を調達する話や、天文学に熟知し、あたかも天も操れるがごときの振る舞いなど諸葛孔明に関するエピソードが織り込まれていて、三国志ファンが大いに楽しめる内容だったと思います。
孫権の妹が曹操軍に忍び込むとか、周瑜の妻小喬が単身、曹操の元に直談判するとか映画オリジナルストーリーがあり、三国志ファンとしては?というところもあるのですが、そこはまあ、ストーリーを盛り上げるための脚色ということで、素直に楽しみました。
それにしても、赤壁の戦いにおける火攻めのシーンはスクリーンでみると大迫力で、これまた、アドレナリン出まくりでした。
皆さんも機会があれば、どうぞ
下は宗博オリジナル予告編です。ちょっとした仕掛けがあるけど、わかるかな?
高熱隧道 [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
以前、黒部の太陽を紹介しましたが、今回も黒部の隧道(トンネル)のの紹介です。
黒部の太陽はクロヨンの建設に関する昭和30年代の物語ですが、この高熱隧道は更に時代を遡る昭和10年代つまり戦争の時代の隧道建設の壮絶な物語です。
黒部川第四発電所の下流に仙人谷ダムとそのダムから取水して発電している黒部川第三発電所があるのですが、このダムの建設のための隧道が舞台です。
過酷な自然との戦いに挑むトンネル屋の意地とプライドや、日常的に死と隣り合わせにある技師と作業員の人間模様が決して過度に飾られることのない文体で描かれ、一気に読むことができます。
岩盤が165度にも達し、ダイナマイトが自然発火したり、あまりにも高熱で作業ができないため、作業員に黒部川の冷水をかけ、また、その冷水の掛け屋にも後ろの掛け屋が水をかける数珠繋ぎの話や、泡雪崩という爆発的な威力を持った雪崩により、鉄筋コンクリートの宿舎が500m以上も吹き飛ばされる自然の脅威が併せて描かれています。
最終的には3百人以上の方が亡くなることになるのですが、以前観たプロジェクトX「厳冬 黒四ダムに挑む」で、間組監督者の中村さんが「尊きみはしらに捧ぐ」像で
「このひとたちが働いてくれなければ、この仕事はできない。このひとたちのおかげですよ。」
としみじみ語られていたのを思い出しました。
プロジェクトX 挑戦者たち Vol.7厳冬 黒四ダムに挑む ― 断崖絶壁の輸送作戦 [DVD]
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- メディア: DVD
機会があれば、皆さんも是非一度お読み下さい。
黒部ルート見学会に参加すればこのトンネルを通ることができます。また、黒部川第四発電所の見学も併せてできます。
黒部の太陽 [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
今日ご紹介する本は黒部の太陽です。
この本は富山県にあるクロヨンすなわち黒部ダム、黒部川第四発電所の建設の要となる関電トンネルの建設を綴った物語です。
関電トンネルは現在は立山黒部アルペンルートの一部として観光ルートとなっておりますが、ダム建設時には、長野県の大町から黒部峡谷に建設資材、重機を運ぶ大動脈の役割でした。そして、そのトンネル建設の途上で水を含んだ脆い地質の大破砕帯にぶつかり建設自体が危ぶまれるかもしれないという困難を打ち破る人間の力の結集のドラマともいうべきものです。
←昨年10月に訪問した黒部ダム
黒部の太陽は石原裕次郎さんと三船敏郎さんが出演する映画にもなり、昭和43年に公開され、当時大ヒットしたのですが、「この映画は映画館の大スクリーンで観てほしい」との裕次郎さんの意向により、ビデオ・DVD化はされず、今では本当に限られた機会しか観ることができなくなってます。
ただ、今週末の3月21日、22日にフジテレビの開局50周年記念ドラマとして、香取慎吾さんをはじめとする豪華キャストでリメイクしTV放送されるそうです。皆さんも是非ごらんください
(詳しくはこちら⇒クリック)
世界一やさしい問題解決の授業 [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
ビジネス書のレビューです。といっても、難しい本ではありません
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺 健介
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
この本は、会社の教育担当の事務局から紹介してもらった本で、大人が読むと数時間で完読できるボリュームです。
課題や問題を解決するための道筋がやさしく解説してあるのですが、著者も書いているように、中高生が読むのに適していると思います。
身近な例(『中学生バンド「きのこLovers」を救え』など)により、ロジカルシンキングの肝であるロジックツリー(なぜなぜ分析)、MECE(漏れなくダブり無く)、仮説検証がわかりやすく身につくと思います。なにもMBAの難しい講座なんて受けなくても、基本をしっかり学び、考え方の訓練さえすれば、十分ビジネス社会でも生きていけると思います。
学生時代にも、勉強、クラブ活動、その他色々課題や問題を解決する場面があるのですが、その時に解決の糸口になればと思い、一番上の娘にプレゼントしました。
中高生のお子さんをお持ちの方も機会があれば、是非一度ご覧下さい。
『伊豆の踊り子』を読んで [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
今年の目標の一つに「古典を読む」を掲げたので、何を読もうかなーと考えて、先日図書館に行きました。
夏目漱石、太宰治それとも三島由紀夫・・・
色々迷いましたが、ここはやはり我が高校の大先輩である川端康成大先生の『伊豆の踊り子』を読むことにしました。
高校生の時に読んで以来と思いますが、改めて感じたのは、インターネットは勿論、TVも無い時代の本の表現力は今と大きく違うということです。
恋をした踊り子に本を読んであげる際、彼女が顔を寄せてきたシーン
「この美しく光る黒眼がちの大きい眼は踊り子の一番美しい持ちものだった。二重瞼の線が言いようなく綺麗だった。それから彼女は花のように笑うのだった。・・・」
現代はあまりにも映像の情報が多く、人の想像力が明らかに劣ってきていると思うのですが、この頃の作品は、文字だけで人の頭の中に映像を浮かべる必要があるので、表現が繊細かつ美しいと思いました。
また、作品の題材の若者の一人旅についても、大学時代に北海道に行った一人旅の時のことを思い出し、時代は違いつつも、一人旅の場合、旅先で素直になれる気持ち、また、普段と違う自分を演じる気持ちが思い出され、懐かしい感じがしました。
短い作品なのですが、高校の時に読んだ時より、深みを感じた作品でありました
ザ・チョイスを読みました! [本・映画・TV・ドラマ・音楽]
TOC(制約理論)を説明したビジネス書「ザ・ゴール」で有名なイスラエルの物理学者のゴールドラットの最新作「ザ・チョイス」を読みました。
制約理論というのは、あるプロジェクト(あるいは生産現場)の効率は一番進捗の悪いところ(ボトルネック)によって決まる。よって、効率を上げるためには、どこがボトルネックなのか見つけ出し、ボトルネックにスピードを合わせつつ、ボトルネックの強化に取り組むといったものです。
簡単な例ですと、例えば、3人の子ども達が縄で繋がって電車ごっこをしている場合、一番遅い子に合わせて進むことが全体としては一番効率よく進め、更に全体が早く進むためには一番遅い子を強化することを考えないといけないというものです。
ということで、本書なのですが、筆者のこれまでのビジネス書としての趣きとは少し異なり、哲学書という感じでした。
内容は、今日の企業における複雑化した課題も、読み解けば、シンプルな問題に解きほぐせる。また、読み解くためには、「すべての対立は解消できる」という信念を持ち、他の責任と考えない態度で臨む必要があるというものでした。
現在、僕自身も会社で課題解決、改善に日々取り組んでいますが、シンプルに「なぜ」を繰り返し考えるようにしていますが、なかなか難しいです。
ビジネスに限らず、日常生活のうえで、また、人間関係の中で、考えたり、悩むことがありますが、本書にあるように、壁に当たったら、「ものごとをシンプルに考え」るようにし、「すべての対立は解消できる」と信じ、 「どんな状況でも飛躍的に改善できる」。そして「すべての人は、充実した人生を過ごすことができる」と考えたいと思います。